ヨルシカ〈太陽〉歌詞翻譯
大家好,我是鄭里。
又是偶爾才寫的歌詞翻譯,這次是早在釋出前,就已經聽到一些風聲的ヨルシカ〈太陽〉。早晨收到朋友的訊息,說是一首舒心程度堪比〈忘れてください〉,實際上聽過之後,也感覺確實如此,莫名地感到溫暖不已。
同時也發現,ヨルシカ近期的幾首歌,在開頭處都有類似信件的內容。雖然還不確定究竟會帶領聽眾進入怎樣的故事,但光是看著就令我非常喜歡。所以也趁著這時候,一併完成了〈アポリア〉的翻譯,有興趣的話歡迎看看!
以及,若有翻得不好的地方,還請大家不吝指教。
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(影片資訊欄前面的內容)
先生。今日は良い天気です。
先生に貰った太陽というテーマをこねくり回して、何度か書いてはみましたが、どうにも良いものが出来上がらず、こうして日が空いてしまいました。こんなことは初めてです。今まで代謝をするみたいに、待っていれば頭に浮かんでくる文字だけで物を書いてきたから、自分が手癖だけに頼っていることを意識させられてしまって、どうにも参りました。
気分転換に散歩に出ると、背の高い草の間に蝶が止まっていました。黄色い羽に、黒の斑点が入った大ぶりの蝶です。それが、ゆっくり羽を広げて、気持ちよさそうに太陽を浴びていました。風に草がそよぐたび、細かく体を震わせて。僕はふいに、朔太郎の詩を思い出したのです。先生は博識だからもしかしたらご存知かもしれませんが「蝶を夢む」の初めの一編です。
「あたらしい座敷のなかで 蝶がはねをひろげてゐる
白い あつぼつたい 紙のやうなはねをふるはしてゐる。」
そうして、僕は太陽を蝶に喩えてみようと考え始めました。すると、これまでが嘘のように筆が進んで、その日の夜には一編が書き上がっていました。
美しい蝶がいます。体を燃やしながら、変えたての白熱電球のように明るい蝶。蝶は大きく羽を広げて、人々の頭上を飛んでいきます。砂漠や海原を越えて、その鱗粉を大地に注ぎながら。それは、僕たちがこの地上で暮らすずっと前から、気が遠くなるほどに繰り返されてきた営みで、これからも、きっと半永久的に続く不変です。人と違って決して変わらない。僕はいつでも、蝶が羨ましいと、そう思っています。
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老師。今天天氣很好。
我將從老師那裡得到的太陽這個主題,捏在手心琢磨許久,嘗試書寫了好幾次,卻總寫不出什麼好東西,就這麼推遲下來。我還是第一次遇到這種事。一直以來都只是彷彿代謝一般,寫下只要等待,就會在腦海中浮現的文字,這令我不得不意識到,自己只是依賴著手的習慣,真是敗給自己了。
為了轉換心情出門散步,便在高聳的草叢間看見停棲的蝶。是在黃色翅膀上有著黑色斑點的,體型頗大的蝶。牠悠然地張開雙翼,彷彿很舒心地沐浴著陽光。每當風搖曳草莖,身體便微微顫動。我忽然之間,想起了朔太郎的詩作。博學的老師或許知道,是〈夢蝶〉中最初的一篇。
「在嶄新的座敷之中 蝴蝶開展著翅膀
震動著潔白 厚重的 像是紙一樣的翅膀」
就這樣,我動念將太陽比作蝴蝶。於是便難以置信地,順利地走筆至此,在當晚便完成了一篇。
有一隻美麗的蝴蝶。一面燃燒著自己的身軀,簡直如同剛換上白熾燈泡般明亮的蝴蝶。蝴蝶大大開展著翅膀,飛過人群的上空。越過了沙漠與汪洋,同時將鱗粉澆灌於大地之上。那是遠在我們生活於這片土地之前,便反覆不已的行為,並且從今往後,也一定會半永久地持續下去的不變。與人不同,那是決不會改變的。我想著自己無論何時,都會羨慕著蝴蝶。
(※萩原朔太郎 蝶を夢む,詩題與詩作內容翻譯,部分參考「阿冰亂來一通」發布的影片。)
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(歌詞)
美しい蝶の羽を見た
名前も知らずに
砂漠の砂丘を飲み干してみたい
渇きのひとつも知らずに
看見了美麗蝴蝶的翅膀
卻對那名字一無所知
想試著將沙漠的沙丘一飲而盡
卻連那乾渴都一無所知
美しい蝶の羽を私につけて
緩やかな速度で追い抜いてゆく
將美麗蝴蝶的翅膀安放在我身上
用緩慢的速度追過去
ゆっくりゆっくりと
あくびの軽さで
行ったり来たりを
繰り返しながら
緩慢地、緩慢地
用呵欠的輕盈
一面反覆著
不斷來去
美しい蝶の羽を見た
醜い私を知らずに
海原を千も飲み干してゆく
少しも満ちる知らずに
看見了美麗蝴蝶的翅膀
卻對醜陋的我一無所知
將上千的汪洋都一飲而盡吧
卻對所謂滿足一無所知
美しい鱗の粉を地平を染めて
ありえない速度で追い抜いてゆけ
以美麗的鱗粉渲染著大地
用不可能的速度追過去吧
ひらりひらりと
木漏れの光で
行ったり来たりを
繰り返しながら
翩然地、翩然地
在枝葉灑落的光暈
一面反覆著
不斷來去
私が歩いた道も私の足も
私が触った花も私の指も
私が死ぬ日の朝もその他の日々も
緩やかな速度で追い抜いてゆく
我所行走的路與我的雙足
我所觸碰的花與我的指尖
我死去的早晨與其他所有日子
都以緩慢的速度追了過去
ゆっくりゆっくりと
あくびの軽さで
行ったり来たりを
繰り返しながら
緩慢地、緩慢地
用呵欠的輕盈
一面反覆著
不斷來去
ゆっくりゆっくりと
彼方へ
恐る恐ると羽を広げながら
緩慢地、緩慢地
飛向彼方
一面戰戰兢兢地開展著翅膀
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